1960年代(初頭)のウエスターナ、完全復刻。
一言で表すなら、白眉。
コットンサテン地の厚み、真っ黒というよりは(数滴「茶」を垂らしたような..)むしろ、ノワール(noir)と表現したくなる様な奥行きのある「クロ」。
因みに.. オリジナルの「黒」ともなると、(下手をすれば.. )一桁違ってくる程のレアピース。
色目、光沢、手触り..
前作(2008年)と比較してみて、確実にオリジナルに肉薄しています。
パターン(型紙)も、ゼロベースで(見直し)作り直していることが、パッと見た瞬間.. 判ります。
特に、、フロントポケット(クリ)のカーブの立ち上がり具合(角度)は秀逸。
ベルトループの閂(カンヌキ)の入れ方ひとつ取ってみても.. 本当によく観察していることが(ヒシヒシ)伝わってきます。
隙が無いという意味で言えば.. このウエスターナ(パンツ)が、今回の一連のシリーズ(継続品番を除く)における、白眉です。
部材、特にトップ釦の(前回までの光沢を落とした.. )抑制の効いたコーティングの掛け具合。
撮影と、(一本一本.. )採寸をしていると.. 様々な気づきがありますが、
現代的なトレンド(気づかれない程度に股上を浅くし、ヒップボーン・ハングを外し、さらに薄っすらとヒップにアソビを持たせる)の誘惑に屈せず、終始プラグマティズムを貫き通し構築した姿勢は、全体として.. その 「 佇まい 」 に宿っています。
そこから、、何より大切な.. オリジナルに対するリスペクト が読み取れるのです。
縫製についても、これ以上.. もう、リクエストすべき事柄すら思い付きません。
Lee WESTERNER 107-Z(THE ARCHIVES)1960s(LM6100-75)
カラー : black
* サイズ実寸
W28(74.5cm、81.5cm、26.8cm、18.7cm、27.2cm、36.5cm) → W28(73.5cm、78.5cm、26cm、18.2cm、26.3cm、35cm)
W29(79cm、85cm、27cm、19.2cm、29.5cm、37.8cm) → W29(78cm、82cm、26cm、18.7cm、28.5cm、36.3cm)
W30(81cm、85cm、27.3cm、19.3cm、29.5cm、38cm) → W30(80cm、82cm、26.3cm、18.8cm、28.5cm、36.5cm)
W31(83cm、85.5cm、27.8cm、19.8cm、30cm、39cm) → W31(82cm、82.5cm、26.8cm、19.3cm、29cm、37.5cm)
W32(86cm、85.5cm、28.5cm、20.2cm、30.5cm、40cm) → W32(85cm、82.5cm、27.5cm、19.7cm、29.5cm、38.5cm)
W33(86.5cm、82cm、29.2cm、20.6cm、30.5cm、40cm) → W33(85.5cm、79cm、28.2cm、20cm、29.5cm、38.5cm)
@以上、左側は 生(未洗い)の実測の数値、右側は wash後(経験則による予測)数値になります。
@ウエストについては、(水を通して.. 乾くことで)生地が一時的に畝(う)ねっている状態なだけで、実質的には、それほど殆ど変化していませんでした。
@裾上げ工賃無料サービス(チェーンステッチ)の段取りについては、ご購入後メールにてご案内させていただきます。
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